自国にとって良いことへの他国の反応は逆になる。政権の行った実績は切り取られて報道されるか、他国の視点で報道される。

最終更新日

新聞

自国の国益のジレンマ

世耕経済産業大臣の会見で、韓国向け輸出管理措置に関する報道で、韓国から反応は…

文在寅大統領

  • 非常に無謀な決定だ
  • われわれは二度と日本に負けない。十分、日本に打ち勝てる
  • 日本が世界のサプライチェーン供給網に混乱をもたらし利己的な妨害をしている
  • 盗っ人たけだけしい
  • 日本をホワイト国から除外し輸出管理を強化
  • 食品や廃棄物などの輸入での安全措置強化や世界貿易機関WTOへの提訴準備

李洛淵首相

  • 半導体材料などの輸出管理強化に続く第2の報復
  • 日本は越えてはならない一線を越えた
  • 日韓両国や世界の自由貿易・経済協力を脅かし、日米韓の安全保障体制に亀裂をもたらす
  • 日本の措置の不当性を世界に知らしめ、無謀な措置を1日も早く撤回するよう米国など国際社会と共に努力していく

金鉉宗国家安保室第2次長

  • 日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄検討

これだけ怒り心頭の様子だが、日本の対応は

  • 軍事転用が容易とされる「リスト規制品」
    個別の出荷ごとに国の許可申請を求める
    • フッ化ポリイミド
      • 軍用航空機やレーダーなどの絶縁材料
    • レジスト
      • 軍用航空機などに使用される半導体の感光剤
    • エッチングガス(高純度フッ化水素)
      • ウラン濃縮の為に必要となる六フッ化ウランの製造過程において使用される。
      • 有機リン系の神経ガスであるサリンの製造に、フッ化水素またはフッ化ナトリウムが使用される。
  • リスト規制品以外の先端材料
    ⇒ 「ホワイト国」から韓国を除外 、 個別の出荷ごとに国の輸出許可の取得を義務づけ

輸出禁止をしているわけではなく、日本政府が主張している通り、他のアジア諸国と同様の輸出管理体制となっただけである。

スポンサーリンク

2015年~2019年3月まで、韓国より兵器転用可能物資の不正輸出は156件

むしろこちらの方を近隣のアジア諸国と比較して成績を調べたいところだが、156件の兵器転用可能物資の不正輸出が行われていたことを韓国側は発表している。
韓国としては現政権となって摘発件数が増加しているのは、それだけ厳しく対応しているという意思表示であるが、本来1件もあってもらっては困るものである。
また、その情報は不十分な内容であり透明性も疑わしいという。

初期は北朝鮮とイランへの不正輸出が疑われていたが、最近では中国への不正輸出が取り上げられるようになってきている。
詳細はこちらに詳しく記されている。

日本の国益どころか世界の和平のも危機感を抱かせる不正輸出に日本のマスコミは

純度フッ化水素などは大量破壊兵器に転用できる物資であり、悪用すれば罪のない人々の命を奪うことができてしまう。
その深刻さをさておいて、韓国側の反論は「レーダー照射や朝鮮人戦時労働者問題に対する報復」「自由貿易に対する挑戦」といったもので、論点ずらしに来ているのは責任追及を恐れる為と考えられる。
当事国として相応しい対応ではないが、心情は理解できる。

しかし、日本の一部マスコミまでが大量破壊兵器への転用される深刻さよりも日韓関係・日本の経済的打撃について声を上げ、場合によっては日本の政府の立場よりも韓国政府の言い分や世論を大きく取り上げている。

大量破壊兵器の材料の不正輸出疑惑と韓国内での日本の心証。

事の軽重を誤った報道姿勢である。

スポンサーリンク

敵視政策の国・他国優先報道の記事は逆さまに捉える

日本の歴史教科書は自国の記述よりも先に中国・韓国の立場から書き始められているという。
それだけ教育の世界にはマスコミや他国の思惑が入り込んでいるとも見える。

我々はそうした情報に接するに当たり、溢れる情報の中でより慎重に取捨選択していく必要がある。

誤った情報を得たばかりに、逆の捉え方になってしまう恐れがあるからだ。

しかし、「敵視政策の国の批難」「他国優先報道の批難」の情報があった場合、その逆にこそ国益があるという穿った見方をすることで、本質が見えてくることも無いだろうか。

考えてみれば、人間関係でも自分のことを邪魔に思っている人の喜ぶことは、自分が失敗したり信頼が失墜することである。
そういう相手が嫌がることを続けていくと、相手はどんどん不機嫌となるだろうが、自身の相対的な立場は上がっていくものである。

同じ様に我々も、我々の国や国民を批難する国や報道に対し、嫌がられることで国益につながることであれば、そちらを断固支持する強い精神を持って生きていってもバチは当たらないと考える。

今後は、領土問題、紛争問題、安全保障問題、経済問題、外交問題、国内内政問題、あらゆる問題をアンチ国益姿勢で批判してくる勢力の真逆の考え方を想像すれば、よりクリアに正邪の判断ができるようになると思われる。

スポンサーリンク

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントする